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<title>生きてて良かったーハレルヤ漫才</title>
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<description>あなたのまわりにいそうな、将太と雅香が、この世の真実を漫才調で伝授します。生きる希望がもてますよ。</description>
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<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-6a50.html">
<title>高年齢化とリストラ社会</title>
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<description>　四十一歳のリストラ候補女性主任ー高谷といったーは、三か月前から様子が変わったと...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　四十一歳のリストラ候補女性主任ー高谷といったーは、三か月前から様子が変わったと評判の女性だ。&lt;br /&gt;
　三か月前までは、ごく普通の口うるさい女性主任だったが、急に暗い表情になり、人を寄せ付けなくなってしまった。&lt;br /&gt;
　何かあったのだろうか。&lt;br /&gt;
　まあ、自分がリストラに遭うから、最後のあがきだろう。&lt;br /&gt;
　それとも、転職先が決まらなくて、いらいらしてるんだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さあ、今月中に高谷主任を、リストラに追い込まねばならない。&lt;br /&gt;
　いくら仕事とは割り切っていても、気がひける。&lt;br /&gt;
　高谷は、行き場があるのだろうか？&lt;br /&gt;
　離婚歴があり、年老いた母親と二人暮らしだというが、将来を考えたことがあるのだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　リストラの極意&lt;br /&gt;
　まず、冷たい態度に豹変し、叱りつけることだ。&lt;br /&gt;
　これを三回すれば、ああ、自分はリストラ候補生であるということに気づく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これで聞かなかったら、会社の事情を説明する。&lt;br /&gt;
　どんなに赤字で、経営困難に陥っているか、そして、別の道を選んだ方が幸せだということを、気付かせる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後の手段として、希望退職者制度に誘導する。&lt;br /&gt;
　しかし、一応一カ月分給料を先払いし、退職金も十万円以下である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　大抵の人間は、希望退職者制度までしつこく粘る。&lt;br /&gt;
　しかし、俺の役目はそれまでにというより、一カ月以内に退職に追い込むのが、仕事である。&lt;br /&gt;
　そうしないと、組合でもつくったりされると、マスコミ沙汰になり、労働基準法などに引っかかるからだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
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<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-f816-1.html">
<title>高齢社会とリストラ化</title>
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<description>「ほら、またそんな怪訝な顔をして。君はこう考えてるだろう。社員が会社に媚びるのは...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「ほら、またそんな怪訝な顔をして。君はこう考えてるだろう。社員が会社に媚びるのは当たり前だ。首になりたくない一心で、少々のことは我慢するのが、雇われ人の努めだなんてね」&lt;br /&gt;
　やはり、この社長はやり手かもしれない。&lt;br /&gt;
　実は、前代の社長の息子で、アメリカ帰りだという。&lt;br /&gt;
「君は、まだまだ甘いよ。私は英語もろくにわからないまま、アメリカに行って非常に苦労したんだ。アメリカは、人種差別もあるし、物が故障してもすぐに直してくれるわけでもない。情などまったくなく、大変な訴訟国家だ。」&lt;br /&gt;
　初めて聞く話だ。&lt;br /&gt;
「僕は、この会社をアメリカンナイズしていきたいと思っている。これしか、生き残っていく道はない」&lt;br /&gt;
　まあ、昨今は、麻薬とかで、アメリカ化してきてると思うが、しかし、日本は単一民族、アメリカは異民国家だ。&lt;br /&gt;
　なのに、戦争が起こらないのは、キリスト教国のおかげだという。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　社長は、なぜか立ち上がり、俺に珈琲を入れ始めた。&lt;br /&gt;
「さあ、リストラ第一号は、四十一歳の女性主任だ。まあ、あの人はすでに自分が、リストラ候補生であるということを知っているはずだ。だから、やりやすい。君の腕の見せ所だよ」&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-02T11:03:03+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-f816.html">
<title>高齢社会とリストラ化</title>
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<description>　まあ、その息子にしてみたら、親父がリストラになると無収入になる。 　だから、カ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　まあ、その息子にしてみたら、親父がリストラになると無収入になる。&lt;br /&gt;
　だから、カッとするのは仕方がないが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、来年から、年収三百万以内の家庭は、私立高校は授業料無償になるという。&lt;br /&gt;
　また、公立高校と私立高校の比率は、７：３であるが、公立高校の定員を三千人以上増加させるという。&lt;br /&gt;
　俺はその記事を新聞で読んだとき、正直ほっとした。&lt;br /&gt;
　これで、恨まれる分量が減少した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　喫茶店で立ち聞きした会話が耳に残ってしかたがない。&lt;br /&gt;
「リストラ専門人事部長なんていうのは、嫌われ役の恨まれ役。能力のない人が任命されるものだ。&lt;br /&gt;
　だから、任命された時点で、もう退職届をだしてくれて結構ですよと宣告されたようなものだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　俺がその、恨まれ役に格下げしたのか。&lt;br /&gt;
　まあ、思いあたる節はある。&lt;br /&gt;
　俺は、昔からつきあい下手で、社交性のない性格だった。&lt;br /&gt;
　二十歳までは、ほとんど友人もいなかった。&lt;br /&gt;
　そんな自分を必死で変えたくて、高校を卒業してから、資格をとったり、いろんなサークルに出入りして、社交性を身につけたつもりだ。&lt;br /&gt;
　人から嫌われたくない一心で、いろんな人と話す努力もした。&lt;br /&gt;
　さあ、これで、嫌われ者に格下げしなくてすむと安堵していたら、今度は恨まれ役か。&lt;br /&gt;
　全くついていない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　社長に呼び出された。&lt;br /&gt;
「人事部長というのは、会社にとって、必要不可欠な存在なんだ。そりゃあ、誤解されたり嫌われたりすることもあるだろう。しかしだ、世の中というのは、排気ガスかこえ溜めのごとく、そういう人物が必要なんだ。犯罪を犯すわけでもなく、リストラというのは、会社再構築のために、仕方のないことなんだ。ちょうど、蝶が殻から脱皮するように、&lt;br /&gt;
不要な人間を脱ぎ棄てていかねば、会社は生存しないんだ」&lt;br /&gt;
　こえ溜めだと？&lt;br /&gt;
　古いたとえだな。&lt;br /&gt;
　俺は、思わず怪訝そうな顔をした。&lt;br /&gt;
　だいたい俺は、感情がすぐ表にでる正直な人間だ。&lt;br /&gt;
　社長は思いついたように言った。&lt;br /&gt;
「そうだ。その顔。君はいつもそういう顔で、リストラ候補生を叱りつけてほしいんだ。しかし、感情で怒鳴ったりすると、愛の鞭だと勘違いされる。だから、あくまで冷めた顔、しらけたような表情で、嫌味をいってほしい」&lt;br /&gt;
　ええっ、俺は三文芝居の役者か。&lt;br /&gt;
「君は、役者修業をしていると思ってほしい。嫌味を言うだけではなく、ときにはやさしく『あんたを見ていると気の毒である。あんたは、別の道を探した方が、身の為だと思う』と説得してほしい。涙を流し、顔を歪め、いかにも苦痛に耐えかねるように切実に、訴えてほしいんだ」　&lt;br /&gt;
　そんな器用な演技が俺にできる筈がない。&lt;br /&gt;
　俺は思わず、カーっとした。&lt;br /&gt;
「なんだ。君、そんな怖い顔で私をにらみつけて。何か恨みでもあるの？」&lt;br /&gt;
　いや、今のところは恨みはないけど。&lt;br /&gt;
　しかし、もしこのことで、社員から恨まれると、俺は社長を恨みそうだ。&lt;br /&gt;
　社長は、能面のような冷静な顔で言った。&lt;br /&gt;
「君は、これといって能力のない社員だということは、自分もいちばんわかってるよね。本来は、君を真っ先にリストラするところだったんだ。しかし、まあ君には別の能力があるようだ。私はその能力を活かしたいと思ってるんだ」&lt;br /&gt;
　別の能力？&lt;br /&gt;
　俺は、この通り平凡な人間で、特殊能力などある筈がない。&lt;br /&gt;
「はっきり言おう。会社に媚びる能力だ。君は今どき珍しい、企業戦士ならぬ会社奴隷だ」&lt;br /&gt;
　別に俺でなくても、職場で上役に媚びる部分というのは、誰でもあるじゃないか。&lt;br /&gt;
　たとえば、小さな喫茶店でも、首になりたくない一心で、ウエイトレスが店長のセクハラを我慢するということは、当然、ある話じゃないか。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-02T09:14:07+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-f816.html">
<title>高齢社会とリストラ化</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-f816.html</link>
<description>　ついに来るべきものが来た。 　内心、びくびくと怖れていたが、きっと任命されるだ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　ついに来るべきものが来た。&lt;br /&gt;
　内心、びくびくと怖れていたが、きっと任命されるだろうと予想していた、呪われ役ーいわずと知れた、リストラ専門人事部長に俺が選出されたのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いや、選出などというと、おこがましいに決まってる。&lt;br /&gt;
　だいたい、このリストラ専門人事部長なんてのは、もう会社にとって、用済みの能力のない、リストラ一歩手前の社員が選ばれるのだから。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　俺の部署は、三年前から売り上げが左前だったが、ついに去年、半分以上の社員がリストラに遭い、もう閉鎖部署になってしまうだろうと予測されていたが、ついにそのときが訪れたのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　以前の人事部長は、急に退職した。&lt;br /&gt;
　原因は、表向きは病気治療に専念したいとのことだが、実態は、ストレスから生じる被害妄想、幻聴、そこから生じる数値２００以上の高血圧だった。&lt;br /&gt;
　酒もたばこもまったくしない人だったが、想像以上のストレスがたまっていたのだろう。&lt;br /&gt;
　だいたい、人を傷つけて良心の呵責を感じるという善良な心の持ち主ほど、ひどいストレスを感じるという。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、噂によると、リストラを言い渡した社員の息子に、ビール瓶で殴られたらしい。&lt;br /&gt;
　なんでも、その社員は、リストラになってから一年間、無職で、息子は当時、金のかかる仏教系私立の高校生だったが、それが原因で中退に追い込まれたらしい。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　なんでも、その私立高校は、煙草を所持している現場を教師に見つかっただけで、退学というような、厳しい高校だったという。&lt;br /&gt;
　制服のまま、入店できる飲食店も、学校指定の中華料理屋かそば屋と決まっているという、極めて生徒を型にはめようとするがんじがらめの高校で、授業料も一般の私立高校の１．４倍だったらしい。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-25T19:08:41+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-4.html">
<title>転落女のうめき声</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-4.html</link>
<description>　私はたか子。 　そう、転落女の尻拭いばかりさせられていた、損な女。 　どうした...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　私はたか子。&lt;br /&gt;
　そう、転落女の尻拭いばかりさせられていた、損な女。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どうしたわけか、私は今、健康で何不自由ない生活を送っている。&lt;br /&gt;
　風俗に帰っていった転落女とは、まったく正反対の生活ぶりだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でも、ふと思う。&lt;br /&gt;
　人間誰でも、幸せになりたくて産まれてきたのに、不幸になるのはどうしたことか。&lt;br /&gt;
　金、健康、人間関係に恵まれないからか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　転落女と私との共通点は、正直で、盗みや騙しをしないことだった。&lt;br /&gt;
　ひょっとして私も一歩間違えれば、転落女と同じようになっていたかもしれないなどと、思ったりもする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また、世渡り上手と思って、上役の不正を報告せず、かばったばかりに共犯者にされ、解雇されたケースもある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やはり神と共に生きるのが、いちばんである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　嘘や隠していたものは、暴露するときがくる。&lt;br /&gt;
　第一、隠すのがしんどい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　時代は変わる。&lt;br /&gt;
　過去にこだわっていても仕方がない。&lt;br /&gt;
　むしろ、現在生きていく上で、弊害になるだけである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これからどう生きていくか、模索中の人は多くいる。&lt;br /&gt;
　高齢社会、リストラ、麻薬・・・&lt;br /&gt;
　若い人でも、就職が難しい時代である。&lt;br /&gt;
　これからの日本は一体どうなっていくのだろう。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　世と世の終わりには、偽預言者が出没するという。&lt;br /&gt;
　最初は人に媚び、そして人の不安感をあおるようなことを言って、金ばかりか精神まで破壊する。&lt;br /&gt;
　怖いことだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さあ、今こそ神と共にいき、伝道の種まきをしていく必要がある。&lt;br /&gt;
　種まきは人間のすることだが、成長させて下さるのは神である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ハレルヤ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-16T10:49:44+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-3.html">
<title>転落女のうめき声</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-3.html</link>
<description>　この世にたか子さえ、いなければ。 　いや、たか子のような女さえいなければ、私は...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　この世にたか子さえ、いなければ。&lt;br /&gt;
　いや、たか子のような女さえいなければ、私はもっと幸せに生きることのできたはずだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私はたか子を憎むことで、新たなエネルギーを得ていた。&lt;br /&gt;
　そんなことは、罰当たりのお門違いであるということは、百も承知のはずだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、私にはそれしか、方法はないのだ。&lt;br /&gt;
　徐々に衰えていく肉体と精神。&lt;br /&gt;
　まるで、坂道を転がり落ちるように、疲労にたまった身体は、とどまるところを知らない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ある日、私はなんと朝九時から、晩十一時まで、残業をやらされた。&lt;br /&gt;
　たぶん、たか子のせいだ。&lt;br /&gt;
　そうに違いない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私はたか子に、口汚くののしった。&lt;br /&gt;
　まわりのバイト仲間は、ポカンと口を開け、まるで珍獣を見るような目で私から目を伏せている。&lt;br /&gt;
　やはり、私はこういう職業には向いていないらしい。&lt;br /&gt;
　ここは、私の住む場所ではないのだろうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とうとう私は病気になってしまった。&lt;br /&gt;
　一度風邪をひいてしまったら、もう治らない。&lt;br /&gt;
　せきばかりして、苦しくて仕方がない。&lt;br /&gt;
　しかし、負けるものか。&lt;br /&gt;
　私は、このラーメン屋で居座っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここしか私の幸せの道はない。&lt;br /&gt;
　いずれは、息子も呼び寄せて、将来は居酒屋を開店するんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私はたか子に注文をつけることにした。&lt;br /&gt;
　本来は、筋違いであるということは、わかっていても、私には人に嫌味を言って、傷つける以外、生き残る方法は残されていないのだ。&lt;br /&gt;
「あんたは、いつも私の言う通り、荷物運びをしてくれたことがないじゃないの」&lt;br /&gt;
　たか子は、怪訝な顔をして、ニヤリと不適な笑顔を浮かべた。&lt;br /&gt;
「あのう、なにか勘違いなさってません？」&lt;br /&gt;
　勘違い？　それどういうこと？&lt;br /&gt;
「私がいままでやってた荷物運びは、みなあなたの仕事なんですよ。野菜を運ぶのも、肉を運ぶのも、氷を製氷皿から入れて運ぶのも、みんなあなたがする仕事なんですよ」&lt;br /&gt;
　えっ、まさか？　そんな馬鹿な・・・&lt;br /&gt;
「今まで、私は一生懸命仕込みをしてきた。一分でも手を休めたことがあったか？」&lt;br /&gt;
　たか子は、半ばあきれたような薄ら笑いを浮かべた。&lt;br /&gt;
「そんなこと、私に言われても知りませんよ。店長が決めたことなんだから、文句があるなら店長にどうぞ。私は店長の命令で、今までずっとあなたの尻ぬぐいをしてあげてたんですよ」&lt;br /&gt;
　相変わらず、理論的で丁寧な言葉遣い。&lt;br /&gt;
　決して、私の真似できない世界である。&lt;br /&gt;
　やっぱり、この女にはかないそうにない。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　もしかして、たか子は、人の好い女なのかもしれない。&lt;br /&gt;
　だって、自分の仕事以外に、私の尻ぬぐいまでさせられてるんだから。&lt;br /&gt;
　しかも、文句ひとつ言わず、私に嫌味を言われても動じることなく。&lt;br /&gt;
　たか子のような女こそが、強く生き残っていく女なのかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、これでは負けを認めることになる。&lt;br /&gt;
　私は若くないし、もう人生に希望もない。&lt;br /&gt;
　やっぱり、私の住む場所はこのラーメン屋ではなかったようだ。&lt;br /&gt;
　驚愕と自分に対する劣等感、そしてたか子に対する嫉妬の感情がむらむらと湧きあがった。&lt;br /&gt;
　しかし、それは、また元の世界へと堕ちていく、絶望の序章でもあった。&lt;br /&gt;
「なによ。あんたなんか、私よりちょっとばかり、身体が大きくて、ときどき、指を震わせて、気味が悪いのよ」&lt;br /&gt;
　罵倒したあとでは、ちょっぴり後悔が残った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっぱり、私の住む場所は、このラーメン屋ではないということを、痛感させられた。&lt;br /&gt;
　私は、店長に逆らって解雇され、もとの風俗稼業に戻ることになった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あーあ、あのとき、もっとたか子にとり入って、たか子の機嫌でもとっとけばよかった。&lt;br /&gt;
　良くも悪くも正直さだけが、私の取り柄。&lt;br /&gt;
　それが裏目に出た。&lt;br /&gt;
　たか子は、私の敵ではなくて、私の味方だったことに気がついたときは、もう後の祭り。&lt;br /&gt;
　私はもう、二度ともとに戻れない別世界の人間なんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もう一度、たか子のような女に会えるだろうか？&lt;br /&gt;
　わからない。&lt;br /&gt;
　それより、日々狂っていく頭をなんとか、正常に戻さなきゃ。&lt;br /&gt;
　私の行くべきところは、どこなんだろうか？&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　神のみぞ知る運命でしかない。&lt;br /&gt;
　苦しいときの神頼み、いやたか子頼み。&lt;br /&gt;
　たか子、もう一度私のそばにいて、私を助けて。&lt;br /&gt;
　そして、私と人生、入れ替わろうよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　嗚呼　人生の下り坂・・・&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-12T15:55:08+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-2.html">
<title>転落女のうめき声</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-2.html</link>
<description>　私は三十五歳の、元風俗嬢で、今はラーメン店バイト店員。 　離婚し、田舎に残した...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　私は三十五歳の、元風俗嬢で、今はラーメン店バイト店員。&lt;br /&gt;
　離婚し、田舎に残した息子を呼び寄せるためにも、このラーメン屋でがんばらなきゃならない。&lt;br /&gt;
　と思っている矢先に、たか子という、敵のような女が入店してきた。&lt;br /&gt;
　この女を仕事面で利用したあげく、退店に追い込んでやる。&lt;br /&gt;
　それが、唯一の私の生きる道である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私が地下一階で仕込みをしていると、どうしたわけかたか子がやってきた。&lt;br /&gt;
　私が仕込みした材料を無断で、一階に運び出す。&lt;br /&gt;
　一体、どういう了見だろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　たか子は、最初は下っ端の皿洗いだったが、次第にホールに昇格するようになった。&lt;br /&gt;
　やばい。ひょっとして、たか子の存在と同時に、私は解雇されるかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私はその当時、カウンターの調理場で、餃子を焼いたり、レジをしていたが、たか子に野次を飛ばした。&lt;br /&gt;
　しかし、たか子は、いつものノー天気な笑顔を浮かべるだけで、知らん顔だ。&lt;br /&gt;
「ねえ、あんたのはいという言い方、叫んでるみたいなんよ。辞めてくれないかな」&lt;br /&gt;
　たか子は、急に私を見て笑い出した。&lt;br /&gt;
　私は、カウンターから飛び出し、たか子の腕を掴んで引きずり出そうとした。&lt;br /&gt;
「やめとけ。おばさん、やめとけ」&lt;br /&gt;
　カウンター席の客から、制止する声が聞こえる。&lt;br /&gt;
「警察を呼びますよ」&lt;br /&gt;
　勝ち誇ったようなたか子の声が、耳に入った。&lt;br /&gt;
　警察？&lt;br /&gt;
　思わず私は笑った。&lt;br /&gt;
　私はいつも、被害者である。&lt;br /&gt;
　断じて加害者ではない。&lt;br /&gt;
　私はたか子の腕を放したが、店長の命令で、地下一階のホールに回されることになった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また、私は職場でトラブルを起こしてしまった。&lt;br /&gt;
　しかし、このラーメン店は大丈夫。&lt;br /&gt;
　だって、三か月程度で辞めていく人が多いんだもの。&lt;br /&gt;
　ここは、私の居場所である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、身体はいうことはきかない。&lt;br /&gt;
　腰が痛く、疲労感が翌日まで抜けない。&lt;br /&gt;
　こんな日がいつまで、続くのだろうか。&lt;br /&gt;
　私は不安になった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　たか子の方は相変わらず、マイペースだ。&lt;br /&gt;
　いや、それどころか、この頃はチーフや、店長とも軽口をたたき合える間柄になってきている。&lt;br /&gt;
　もう、いらいらして仕方がない。&lt;br /&gt;
　すべて、たか子が悪いんだ。&lt;br /&gt;
　不幸の元凶はたか子である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-09T18:40:54+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-69ad.html">
<title>転落女のうめき女</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-69ad.html</link>
<description>　案ずるより産むがやすしとはこのことだ。 　私は、ラーメン店にバイトとして就職し...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　案ずるより産むがやすしとはこのことだ。&lt;br /&gt;
　私は、ラーメン店にバイトとして就職してから、もう半月たとうとしている。&lt;br /&gt;
　最初はとまどいを感じたが、私は決死の思いで仕事を覚え、一人前になった。&lt;br /&gt;
　しかし、忙しい。若い子は、すぐ辞めていく。&lt;br /&gt;
　なかには、一日で辞めていく子もいる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ようやくやり直せる。&lt;br /&gt;
　いや、やり直してみせる。&lt;br /&gt;
　そうすれば、息子とも胸を張って再会できる。&lt;br /&gt;
　私は肉体疲労とは、反比例して希望に胸を踊らせていた。&lt;br /&gt;
　しかし、この仕事はしんどいわりには、時給は対して高くはない。&lt;br /&gt;
　だから、私のような中年女でも務まるだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あのう、面接にお伺いしました」&lt;br /&gt;
　私より、ひとまわり年下の、アイドル女優のような女が、面接にやってきた。&lt;br /&gt;
　ある人気女優に似ている。&lt;br /&gt;
　私は反射的にやばいと思った。&lt;br /&gt;
　私の敵は、いつもこのような女なのだ。&lt;br /&gt;
　容姿端麗、可愛い笑顔、そして、丁寧な敬語・・・&lt;br /&gt;
　どれをとってみても、私には到達不可能である。&lt;br /&gt;
　だいたい、デリバリーヘルスをしていたときから、こういう女のお陰で、私は下品な客をあてがわれ、日陰の身に落とされてきたのだから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その女ーたか子といった。&lt;br /&gt;
　最初は、私と同じとまどい気味だったが、すぐ仕事には慣れていった。&lt;br /&gt;
　バイト仲間の受けもいい。&lt;br /&gt;
　私にできない、暗算や力仕事もすいすいとこなす。&lt;br /&gt;
　筋違いな妬み、醜い中年女のやっかみだとわかっていても、私はたか子を目の敵にせずにはおれなかった。&lt;br /&gt;
　今のうちに、たか子を退店に追い込む必要がある。&lt;br /&gt;
　そうしなければ、私がクビになる。&lt;br /&gt;
　すごい不安が襲ってきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私はなぜか、たか子と組まされることになった。&lt;br /&gt;
　開店前の仕込みを、地下一階でしていると、たか子がその仕込み材料を一階に上げるのだ。&lt;br /&gt;
　しかし、たか子は、いつも勝手に仕込み材料をもっていく。&lt;br /&gt;
　邪魔な奴だなあ。&lt;br /&gt;
　私にできること、それは、いやみ作戦だった。&lt;br /&gt;
　私は今まで、世間から罵倒されてきたいやみを、たか子にぶつけることにした。&lt;br /&gt;
　たか子の精神を傷つけること、それが私にできる精一杯の抵抗だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-08T20:41:47+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-1.html">
<title>転落女のうめき声</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214-1.html</link>
<description>　しかし、本番風俗に身体が慣れるということは、頭脳も精神も慣れていくということだ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　しかし、本番風俗に身体が慣れるということは、頭脳も精神も慣れていくということだ。&lt;br /&gt;
　ちょうど、麻薬のように、私は廃人と化して行くのだろうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この頃から、私は二日酔いのように、頭がボーっとしたり、物忘れが激しくなったり、急にカーっとし、暴れたいような衝動にかられるようになった。&lt;br /&gt;
　やはり、私は狂人と化したのだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こんな商売が、そうそう永く続く筈がない。&lt;br /&gt;
　売れっ子ならともかくも、私はほとんど客はつかなかったし、リピートされることはなかった。&lt;br /&gt;
　こういう業界は、固定給というのは存在しない。&lt;br /&gt;
　売上の半分が、給料になる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ある日、店の雇われ店長から呼び出しを受けた。&lt;br /&gt;
「あなたさあ、客から苦情が出てるんだよね。まあ、田舎弁は仕方ないとして、ふてくされたような下品な態度と言葉遣い、なんとかしてくれない？　これは仕事なんだよ。店の品格にも関わるしね。もし、店全体の売上が下がったら、あんたのせいだよ」&lt;br /&gt;
　私は、ムーッときた。&lt;br /&gt;
　なんだ、風俗雑誌では、高収入で月百万円なんてうたってたくせに、実際私の給料は、二十万円にも満たないじゃないか。&lt;br /&gt;
　こんなの、こちらから願い下げだよ。&lt;br /&gt;
　三か月間、在籍したデリバリーヘルスを辞職した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でも、考えてみれば、ラッキーだったかもしれない。&lt;br /&gt;
　だって、若い二十代くらいの子だったら、アウトローに騙され、ヒモにさせられたりしてる子、見てきたものね。&lt;br /&gt;
　まあ、私は年増の三十五歳。&lt;br /&gt;
　これから、人生を変えていく為に、再就職を探さなきゃ。&lt;br /&gt;
　しかし、世間はそう甘くはなかった。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ハローワークに行っても、面接までもこぎつけない。&lt;br /&gt;
　飲食店を捜すしかなかった。&lt;br /&gt;
　喫茶店、食堂、居酒屋、立ち飲み屋・・・&lt;br /&gt;
　どれも、若い子ばかりだ。&lt;br /&gt;
　四捨五入したら、四十歳の女の行くところは限られている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ふと立ち寄った、繁華街の喫茶店。&lt;br /&gt;
　久しぶりにコーヒーを飲んでみた。&lt;br /&gt;
　煙草を吸おうとしたら、禁煙席だということで断られ、窓際の席に移動させられた。&lt;br /&gt;
　有名居酒屋のチェーン店の、ラーメン屋の求人広告が目に付いた。&lt;br /&gt;
　なんと、十六歳から年齢不問と書いてある。&lt;br /&gt;
　よしっ、面接に行ってみよう。&lt;br /&gt;
　私は、救いの光を見いだした心境だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-07T08:00:39+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214.html">
<title>転落女のうめき声</title>
<link>http://taako.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5214.html</link>
<description>　いつからだろうな。私の人生が狂ってしまったのは。 　ふと、そんなことを考えてし...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　いつからだろうな。私の人生が狂ってしまったのは。&lt;br /&gt;
　ふと、そんなことを考えてしまう。&lt;br /&gt;
　しかし、過去を反芻しても、現在に何の利益もないことはわかっている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今、繁華街のティールームにいる。&lt;br /&gt;
　面接用に、白塗りの化粧に、若づくりのためのピンクの口紅、金色のイヤリングに、黒のパンツスーツを着て、なるべくスリムに見えるように努力している。&lt;br /&gt;
　えっ、何の面接かって？&lt;br /&gt;
　勿論、企業面接である筈がないじゃん。&lt;br /&gt;
　そう、余り大きな声で言えないんだけどね、風俗ーいわゆる年増専門のデリバリーヘルスの面接よ。&lt;br /&gt;
　この風俗稼業、年齢の増加とともに、堕ちていく一方だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　自分がこんな風になるとは、夢にも思わなかったなあ。&lt;br /&gt;
　しかし、なぜだろうなあ。&lt;br /&gt;
　私は嘘や騙しの大苦手な、正直さだけが取り柄の女。&lt;br /&gt;
　おべっかをつかったり、人に機嫌をとったり、隠しごとのヘタな女。&lt;br /&gt;
　言いかえれば、世渡り下手の不器用な女。&lt;br /&gt;
　だから、ダメなのかなあ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今はまだ、思考力が正常だ。&lt;br /&gt;
　しかし、頭がボーっとするときがある。&lt;br /&gt;
　そんなときは、考えようにも考えることができない。&lt;br /&gt;
　そして、人に八つ当たりしてしまう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私は、山陰の田舎で育った。&lt;br /&gt;
　まわりは、山以外何もないところ。&lt;br /&gt;
　高校の時は、女子バレー部だった。&lt;br /&gt;
　まあ、あまり程度の高くない女子高だったけどね。&lt;br /&gt;
　卒業して、地元の工場で知り合った上司と結婚した。&lt;br /&gt;
　まあ、相手は罰一、子なしだったけどね。&lt;br /&gt;
　最初の三年間はうまくいっていた。&lt;br /&gt;
　息子も三人産まれた。&lt;br /&gt;
　しかし、単身赴任先の東京で、銀座クラブのホステスに入れあげ、サラ金で借金を背負うようになり、離婚。&lt;br /&gt;
　そして、私は、そのホステスの顔に傷害を負わし、慰謝料を払うためにまた、サラ金で借金を重ねた。&lt;br /&gt;
　これだったら、警察沙汰になった方が、よかったかなあ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　サラ金のかたに、関西の風俗に行くことになった。&lt;br /&gt;
　いわゆる、セクキャバというところね。&lt;br /&gt;
　サラ金の請求書に「あなたの借金返済のお手伝いを致します」と書いてあるから、なんだと思ったら、案の定、お定まりのケース。&lt;br /&gt;
　二十歳前後の子は、いいわよ。&lt;br /&gt;
　化粧でごまかして、タッチだけだから。&lt;br /&gt;
　しかし、私のような二十五歳を過ぎた女だと、タッチだけでは金にならない。&lt;br /&gt;
　店外デートをしなければ、借金返済はできない。&lt;br /&gt;
　私は、泣く泣くホテルに行った。&lt;br /&gt;
　これも、金の為ーそう割り切らなきゃやってけない。&lt;br /&gt;
　こんな日が、いつまで続くんだろうなあ。&lt;br /&gt;
　なんとか、半年で借金は完済した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、風俗って、確かに辛いけど、慣れたら最初のような恐怖感や、屈辱感は徐々になくなっていく。&lt;br /&gt;
　なんだか、解放されたような気になるから不思議だ。&lt;br /&gt;
　それとも、私の脳みそが、腐っていってるのかな。&lt;br /&gt;
　ひょっとしたら、性病なのだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>ターコ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-05T12:44:01+09:00</dc:date>
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