疲労感がもたらす幸せ
私は肉体労働をしている。
早いもので、七年半の歳月が過ぎた。
毎日が疲労感との闘いである。
それに負けた時、辞職せねばならない。
疲労感を解放する方法として、酒があるが、私は十数年前に飲めない体質になってからは、美味しく飲んで、楽しく酔うということができない。
疲労回復の為に、コップ一杯でダウンである。
なかには、酒に負けて、仕事中に飲酒して解雇されたおじいさんもいる。
一応、倒産する危険性もないし、健康でさえあれば続けられる仕事だ。
しかし、仕事が終わった日常生活まで、疲労感は及ぶ。
仕事以外は、外出するのにも億劫になり、休日の午後は、昼寝をしている。
しかし、身体は丈夫になったのではないかと思う。
風邪もひきにくくなったし、温度に対する抵抗力も身についてきた。
休日の午後、好きなサスペンスドラマを聞きながら、うたた寝をしているときに、ふと幸せを感じる。
まるで年寄りみたいだが、好きな仕事を継続し、睡眠がとれることは、幸せの一種だと思う。
なかには、枕を高くして眠れない人もいるし、仕事のない人もいる。
給料はパートなので安いが、酒も飲まず、余計な遊びに金を費やすこともなく、籠の中の鳥のような生活もいいものだと思うようになってきている昨今である。
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